冬場のお風呂場で「ヒヤッ」とする寒さに悩まされている方は多いのではないでしょうか。その寒さの大きな原因の一つが、実は浴室の窓にあります。昔ながらのタイル張りのお風呂や、大きな窓がある浴室では、外の冷気が窓から入り込み、せっかくの湯船の熱も窓から逃げてしまうのです。
最近では、お風呂の窓をなくして壁にする「窓を埋める」リフォームが注目されています。窓を埋めることで断熱性能が格段にアップし、掃除の手間も減るなど多くのメリットがあります。一方で、費用がどのくらいかかるのか、暗くならないかといった不安もつきものです。
この記事では、お風呂の窓を埋める断熱リフォームの費用やメリット、デメリットについて詳しくお伝えします。快適なバスタイムを手に入れるためのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
お風呂の窓を埋めるリフォームで断熱性が高まる理由と費用感

浴室の断熱対策を考えるとき、なぜ「窓を埋める」という選択肢が効果的なのでしょうか。住宅の中で、熱が最も逃げやすい場所は開口部、つまり窓です。特にお風呂は湿度が高いため、窓の断熱性が低いと結露が発生しやすく、それがカビの原因や建材の腐食につながることもあります。
住宅の熱の半分以上は窓から逃げている
一般的に、冬場の暖房の熱の約50%以上は、窓などの開口部から逃げていくといわれています。お風呂場も例外ではありません。特に築年数が経過した住宅でよく見られる「アルミサッシ」と「単板ガラス(一枚ガラス)」の組み合わせは、断熱性が非常に低いです。
外が氷点下に近いような日には、窓ガラスそのものが冷え切り、そこから冷たい空気が降りてくる「コールドドラフト現象」が発生します。この現象が、体を洗っている最中の寒さや、湯船に浸かっていても肩が寒いといった状況を作り出しているのです。
窓を完全に埋めて壁にすることで、外気の影響を直接受ける面積を減らすことができます。壁には断熱材を充填することが可能なため、窓がある状態に比べて圧倒的に保温性が高まり、一年中快適な温度を保ちやすい浴室へと生まれ変わります。
窓を埋める工事にかかる費用の目安
お風呂の窓を埋めるリフォームの費用は、工事の内容によって大きく変動します。単に窓をふさぐだけでなく、外壁の補修や内装の仕上げが必要になるためです。一般的な相場としては、約10万円から30万円程度を見込んでおくのが良いでしょう。
費用を左右する大きな要因は、外壁の仕上げです。窓を取り除いた後の外壁を、周囲と違和感なくつなげるためには左官工事や塗装工事が必要です。また、浴室の内側もユニットバスのパネルを合わせるのか、タイルを貼るのかによって材料費や工賃が変わってきます。
もし、システムバス(ユニットバス)の全体交換を検討しているのであれば、そのタイミングで窓を埋めるのが最も効率的です。単体で窓工事を行うよりも、解体工事や内装工事を一括で行えるため、結果として一箇所あたりのコストを抑えることが可能になります。
断熱改修による光熱費削減のメリット
窓を埋める断熱リフォームは、初期費用はかかりますが、長期的に見ると家計に優しい選択といえます。浴室の断熱性能が向上すると、お湯が冷めにくくなるため、追い焚きの回数を劇的に減らすことができるからです。
家族が多い家庭では、最後の人まで温かいお湯を維持するために何度も追い焚きをすることがありますが、断熱性の高い浴室ならそのエネルギーを節約できます。ガス代や電気代が高騰している昨今において、この節約効果は無視できないメリットとなります。
また、脱衣所とお風呂の温度差を小さくすることで、冬場のヒートショック対策にもつながります。ヒートショックは急激な温度変化が体に負担をかける現象で、命に関わるリスクもあります。断熱は、快適さだけでなく家族の安全を守るための投資でもあるのです。
窓を埋めることで変わるメンテナンスの手間
お風呂の窓は、家の中でも最も汚れやすく掃除がしにくい場所の一つです。サッシの溝にはカビやホコリが溜まりやすく、冬場には毎日のように結露を拭き取る作業が必要になることもあります。これらは家事の大きな負担となりますよね。
窓を埋めて壁にすることで、これらの面倒な掃除から解放されます。壁面はフラットなパネルやタイルになるため、サッと拭くだけで汚れを落とせるようになります。窓枠の腐食を心配する必要もなくなり、浴室全体の耐久性を高めることにも寄与します。
窓がなくなることでプライバシーの確保が容易になるという点も重要です。近隣に家が建ったり、道路に面していたりする場合、これまでは目隠しシートやカフェカーテンを使っていたかもしれませんが、壁になれば外からの視線を完全に遮断でき、安心して入浴を楽しめます。
お風呂の窓を完全に埋めるリフォームの具体的な手順

お風呂の窓を埋める工事を検討する際、どのような流れで進むのかを知っておくと安心です。この工事は浴室の内側だけでなく、家の外壁側にも手を加えるため、しっかりとした技術を持つ業者に依頼することが重要になります。ここでは標準的な工事の流れをご紹介します。
既存サッシの撤去と木下地の作成
まずは現在取り付けられている窓のサッシやガラスを完全に取り除きます。その後、空いた空間に壁を作るための骨組みとなる木下地を作っていきます。この際、周囲の柱の状態を確認し、必要であれば補強も同時に行います。
この工程で最も大切なのが、新しい壁の中に「断熱材」を隙間なく詰め込むことです。グラスウールやスタイロフォームといった断熱素材をしっかり入れることで、窓があった場所が他の壁と同じ、あるいはそれ以上の断熱性能を持つようになります。
防水処理も欠かせません。窓があった部分は雨風の影響を直接受けてきた場所ですので、新しい下地を作る際には防水シートを適切に施工し、家の中に水が入り込まないように細心の注意を払って作業が進められます。
外壁側の仕上げ工事
窓を撤去した跡地は外壁が欠損した状態になります。ここを元々の外壁材と同じような素材で埋める作業が行われます。サイディング(板状の外壁材)の場合は、似たデザインのものを探し、つなぎ目が目立たないように加工して貼り付けます。
モルタル仕上げの外壁の場合は、新しく塗った部分と古い部分で色の差が出やすいため、部分的に塗装し直すか、場合によっては壁一面を塗り直すことも検討されます。この仕上がり具合が、家の外観に直結するため、非常に重要な工程となります。
コーキング(隙間を埋めるゴム状の素材)による防水処理も丁寧に行います。外壁材の継ぎ目から雨水が侵入すると、せっかく新しくした断熱材や柱が腐ってしまう原因になるため、ここはプロの技術が光るポイントといえるでしょう。
浴室内部の仕上げと防水加工
浴室の内側も仕上げていきます。システムバスを使用している場合は、窓があった部分に専用のパネルを設置します。タイル張りのお風呂(在来浴室)の場合は、下地を作った上に防水処理を施し、その上から新しいタイルを貼っていきます。
浴室は水が飛び散る場所ですので、内部の防水は非常に重要です。特に壁との境界線や、新しく作った部分の端は、水が入り込みやすいポイントです。しっかりと防水テープやコーキングを用いて、湿気が壁の内部に回らないように施工します。
窓を埋めることで、照明の当たり方や空気の流れが変わることもあります。必要に応じて照明の位置を微調整したり、より換気効率の良い換気扇に交換したりする作業もこの段階で行われることが多いです。細部まで調整することで、窓がなくても快適な空間が完成します。
費用を抑えつつ断熱性を高める窓リフォームの選択肢

「お風呂の寒さを解消したいけれど、完全に窓を埋めるのは抵抗がある」という方や、「できるだけコストを抑えて断熱したい」という方もいらっしゃるでしょう。窓を埋める以外にも、断熱性能を向上させる方法はいくつか存在します。
内窓(二重窓)を設置して空気の層を作る
今ある窓の内側に、もう一枚新しい窓を取り付ける「内窓設置」は、非常に人気のある断熱リフォームです。既存の窓との間に空気の層ができることで、熱の伝わりを劇的に抑えることができます。断熱だけでなく防音効果も期待できるのが特徴です。
内窓のメリットは、工事が非常に簡単で費用が安いことです。窓枠のサイズに合わせて製品を発注し、現地での取り付け作業は1箇所あたり1時間程度で終わることもあります。費用も数万円からと、窓を埋める工事に比べて大幅に抑えることが可能です。
ただし、掃除をする際の開け閉めが2回になることや、窓枠の奥行きに設置スペースが必要になる点には注意が必要です。また、完全に窓を埋める場合に比べると断熱性はやや劣りますが、手軽に寒さを改善したい場合には最適な選択肢といえるでしょう。
カバー工法で高断熱サッシに交換する
「カバー工法」とは、既存の窓枠の上から新しい窓枠を被せて、最新のサッシとガラスに交換する方法です。壁を壊す必要がないため、大掛かりな工事を避けつつ、窓そのものの性能を最新のものへとアップグレードさせることができます。
最新のアルミ樹脂複合サッシや、空気層にアルゴンガスを封入した複層ガラスを採用することで、古い窓に比べて格段に冷気の侵入を防げるようになります。窓のデザインを一新できるため、浴室の雰囲気を新しくしたい場合にもおすすめです。
費用は内窓設置よりも高くなりますが、窓を埋める工事よりも外壁補修の手間が少ない分、安く済む傾向にあります。窓を小さくしたい場合など、サイズ変更にも柔軟に対応できるのがこの工法の強みです。
窓のサイズを小さくして断熱壁を作る
大きな窓は開放感がありますが、その分熱も逃げやすくなります。そこで、今の大きな窓を撤去し、半分程度の大きさの高性能な小窓に交換し、残りのスペースを断熱壁で埋めるという方法も効果的です。これなら採光や換気を維持しつつ、断熱性を高められます。
この方法は「窓を埋める工事」と「新しい窓の設置」の両方の工程が必要になるため、費用は少し高めになることが一般的です。しかし、プライバシーを守りたい場所だけ壁にして、高い位置に明かり取り用の窓を残すといったオーダーメイドな改修が可能です。
浴室のレイアウトを変更することなく、今の不満を解消できるバランスの良い方法といえます。特に、外の景色を少しだけ楽しみたい、あるいは自然光を完全になくしたくないという方には、この「半分埋める」リフォームが満足度の高い結果を生むでしょう。
それぞれの工法と費用の比較表
選択肢が多いと迷ってしまうこともありますが、それぞれの特徴と費用の目安を比較することで、自分の希望に合った方法が見えてきます。以下の表を参考に、優先順位を考えてみてください。
| 工法 | 費用の目安 | 断熱効果 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 窓を埋める | 10万〜30万円 | 非常に高い | 掃除が楽、プライバシー確保 | 採光・換気がなくなる |
| 内窓(二重窓) | 3万〜8万円 | 高い | 安価で工事が早い | 開閉の手間が増える |
| カバー工法 | 8万〜15万円 | 高い | 窓のデザインを一新できる | 窓が少し小さくなる |
| サイズ縮小 | 15万〜40万円 | 高い | 光を取り入れつつ断熱 | 費用が比較的高くなる |
お風呂の窓を埋めることで生じるデメリットと解消法

断熱性が高まるメリットの一方で、窓を埋めることによるデメリットも無視できません。後悔しないリフォームにするためには、あらかじめ「なくなるもの」への対策を考えておく必要があります。ここではよくある懸念点とその解決策を見ていきましょう。
採光が失われて浴室が暗くなる問題
窓を埋めることで最も分かりやすく変わるのは、浴室の明るさです。日中にお風呂掃除をしたり、朝に入浴したりする習慣がある方にとって、自然光が入らない浴室は圧迫感を感じる原因になるかもしれません。
この問題を解消するためには、照明プランの見直しが有効です。以前よりも明るいLED照明に変更したり、暖色系のリラックスできる明かりを追加したりすることで、窓がないことを活かしたホテルライクな空間を演出できます。
また、壁の色を明るいホワイトやベージュ系に統一することで、照明の光が反射しやすくなり、空間全体を明るく見せることができます。鏡を少し大きめのものにするのも、視覚的に広がりを感じさせるテクニックの一つです。
自然換気ができなくなることによるカビ対策
窓を開けて換気をしていた方にとって、窓がなくなることは湿気の停滞を意味します。お風呂は家の中で最も湿気が溜まる場所ですので、適切な換気対策がなされていないと、壁や天井にカビが発生しやすくなってしまいます。
窓を埋めるリフォームを行う際は、必ず「換気扇の性能」をチェックしましょう。もし古いタイプの換気扇であれば、湿気センサー付きのものや、より強力な排気能力を持つ最新機種への交換を同時に行うのがベストです。
さらに「浴室換気乾燥機」の設置を検討してみてください。これがあれば入浴後に強力な乾燥運転ができ、カビの繁殖を最小限に抑えられます。冬場には予備暖房としても使えるため、窓を埋めたことによる断熱効果と相まって、さらに温かい浴室を実現できます。
外観のデザイン性が変わってしまう
窓があった場所が壁になることで、家の外観に変化が生じます。特に窓が等間隔に並んでいるデザインの家や、道路からよく見える位置にお風呂がある場合、一部だけ壁の色や質感が変わってしまうと違和感が出る可能性があります。
この問題を避けるためには、リフォーム会社に仕上がりのシミュレーションをしっかり依頼することが大切です。既存の外壁に最も近い材料を選定してもらうのはもちろんですが、あえてアクセントとなるような別の素材(レンガ調や木目調など)を使うことで、デザイン性を高める手法もあります。
また、窓を埋めるだけでなく、その周囲の外壁塗装も同時に検討するのも手です。家全体の塗り替え時期が近いのであれば、一緒に工事を行うことでつなぎ目が全く分からない美しい仕上がりを手に入れることができます。
心理的な閉塞感への対処法
お風呂は一日の疲れを癒やすリラックススペースです。窓がなくなることで「囲まれている感じ」が強まり、人によっては閉塞感を覚えてしまうことがあります。特にこれまで大きな窓から庭を眺めていたような場合は注意が必要です。
閉塞感を和らげるには、視覚的なポイントを作ることが有効です。例えば、お気に入りのデザインの壁パネルを選んだり、アロマを楽しめる環境を整えたりすることで、お風呂の楽しみを「外の景色」から「室内の居心地」へとシフトさせていきます。
また、最近のユニットバスには、壁の一部をニッチ(飾り棚)にして植物を置けるタイプなどもあります。窓がなくなったことで空いた壁スペースを、単なる壁ではなく「お気に入りの空間」に変える工夫を楽しむ余裕を持つと、リフォームの満足度がぐっと上がります。
断熱リフォームを成功させるための業者選びと補助金活用

お風呂の窓を埋めるリフォームは、失敗が許されない重要な工事です。満足のいく結果を得るためには、信頼できる業者選びと、賢く費用を抑えるための情報収集が欠かせません。ここでは、知っておくと得をするポイントを整理しました。
信頼できるリフォーム会社を見極めるポイント
お風呂のリフォームは、水道、電気、大工、内装、そして外壁と多岐にわたる職人のスキルが必要です。そのため、お風呂リフォームの「実績」が豊富な会社を選ぶことが第一歩です。過去の施工事例を見せてもらい、窓の改修実績があるか確認しましょう。
見積もりを依頼した際の対応も重要です。「窓を埋めたい」という要望に対して、メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる会社は信頼できます。また、現地調査で外壁や構造の状態をしっかり確認せず、電話だけで概算を出すような業者は避けたほうが無難です。
アフターサービスの内容も必ず確認してください。リフォーム後に万が一水漏れや断熱材の不備が見つかった場合、どのように対応してくれるのかを契約前に明確にしておくことが、将来の安心につながります。
国の補助金制度「先進的窓リノベ事業」などを活用する
現在、政府は住宅の省エネ化を強力に推進しており、窓の断熱リフォームに対して手厚い補助金制度を設けています。例えば「先進的窓リノベ事業」などは、条件を満たせば工事費用のかなりの割合をカバーできる非常に有利な制度です。
窓を完全に埋める工事そのものが補助金の対象になるかは、その時々の制度内容や他の工事(断熱浴槽への交換など)との組み合わせによって決まります。これらは非常に複雑ですので、補助金申請に慣れている業者に相談するのが一番の近道です。
自治体独自の補助金制度がある場合もあります。「お住まいの地域名 リフォーム 補助金」といったキーワードで検索し、利用できる制度がないか事前にチェックしておきましょう。ただし、補助金は予算がなくなり次第終了となるため、早めの行動が大切です。
補助金を利用するためには、工事着手前の申請や、登録事業者による施工が必須条件となることがほとんどです。自分で勝手に行わず、まずは業者に「補助金を使いたい」と伝えるようにしてください。
見積もりの比較は「総額」と「内訳」をチェック
リフォームの見積もりを取る際は、必ず3社程度から「相見積もり」を取りましょう。価格を比べるだけでなく、どのような工事が含まれているかを細かく確認してください。例えば「諸経費」や「廃材処分費」が含まれているかどうかで、最終的な支払い額が大きく変わります。
あまりにも安すぎる見積もりには注意が必要です。必要な断熱材を抜いていたり、外壁の仕上げが簡易的なものだったりする可能性があります。逆に高すぎる場合は、不要な工事が含まれていないか、担当者にその理由をしっかり尋ねてみてください。
担当者とのコミュニケーションの相性も、リフォーム成功の鍵です。こちらの悩みや希望を親身になって聞いてくれる担当者であれば、工事中に何かあってもスムーズに相談でき、最終的に納得のいくお風呂が完成する確率が高まります。
事前のシミュレーションと家族での話し合い
リフォームを決める前に、家族全員で意見を出し合うことも大切です。「窓がなくなっても本当に困らないか」「掃除の手間が減るメリットをどう感じるか」など、実際に使う人の声を反映させましょう。
特に、お風呂に入る時間帯や習慣は家族によって異なります。夜にしか入らない人にとっては窓の有無は重要ではないかもしれませんが、朝シャンが日課の人にとっては明るさが重要かもしれません。こうしたギャップを埋めておくことで、リフォーム後の不満を防ぐことができます。
ショールームに足を運んでみるのもおすすめです。窓がないタイプの浴室展示を見ることで、実際の明るさや空間の広がりを体感できます。カタログだけでは分からない質感や色味を確認することで、より具体的な完成イメージを持つことができるでしょう。
リフォーム前に確認すべき3つのチェックリスト
1. 現在の浴室の不満点は「寒さ」が第一か?(断熱優先か)
2. 窓をなくした後の換気対策(高性能換気扇など)は計画に含まれているか?
3. 補助金の対象になる製品や工法を選んでいるか?
お風呂の窓を埋める断熱リフォームの費用と効果のまとめ
お風呂の窓を埋めるリフォームは、冷え込みが厳しい浴室をポカポカとした快適な空間に変えるための非常に有効な手段です。窓という「熱の逃げ道」を遮断し、代わりに断熱材をしっかり詰め込むことで、冬場の寒さやヒートショックのリスクを大幅に軽減できます。
費用については、外壁の補修を含めて10万円から30万円程度が目安となりますが、お湯が冷めにくくなることによる光熱費の削減効果や、日々の掃除負担の軽減といったメリットを考えれば、非常に価値の高い投資といえるでしょう。特にユニットバスの交換時期を迎えている場合は、同時に窓を埋めることでコストパフォーマンスを最大化できます。
窓を埋めることで採光や換気が変わるという注意点はありますが、最新のLED照明や浴室換気乾燥機を導入することで、それらのデメリットは十分にカバー可能です。むしろ、外からの視線を気にせずリラックスできる、プライベート感あふれる空間を手に入れるチャンスともいえます。
リフォームを成功させるためには、実績豊富な業者を選び、補助金制度を賢く活用することが大切です。まずは信頼できるプロに相談し、自分たちのライフスタイルに最適な断熱プランを提案してもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。温かいお風呂は、日々の暮らしの質を一段と高めてくれるはずです。


