ペットフードの表示を見よう

         ペットフードの表示を見よう
食事はペットの健康を守るための第一歩。
愛犬に何を食べさせてあげたらいいのか、気になりますね。
ペットフードを選ぶときにも、表示をしっかりチェックしましょう。
愛犬のための工夫
愛犬のための工夫1

犬猿の仲、英語では犬と猫……?!
 今年は申年。日本では昔から、犬と猿は「犬猿の仲」と言う言葉で表現されるように、仲の悪いこと・お互い性分の合わないことの例えで使われます。
 このことわざ、英語では「fight like cats and dogs」、犬と猫で表現されます。
 私たちにとってペットとして一番身近な存在の犬と猫ですが、本能も習性も嗜好も運動能力も、様々なことが違っています。運動の仕方一つをとってみても、犬は横方向の運動なのに対して、猫には縦方向の運動が必要です。
 食生活も違います。基本的に必要とされる栄養素が違っているため、例えば犬の食事を長期間キャットフードで代用したりすると、様々な障害や病気の原因になってしまい、おすすめ出来ません。それでも、年齢や生活環境、持病な
どによっていろいろ変えていく必要があるのは、犬も猫も一緒です。


愛犬のための工夫2

食事はペットの健康を守るための第一歩
 最適なフードを与えてあげることは、飼い主さんができる大切な健康管理です。
 2007 年に、中国産のペットフードに有毒物質のメラミンが混入されていた北米で起きた事件。日本でも同じフードが輸入されていたことにより、ペットフードの安全性が大きく取り上げられることになりました。
 この結果、2009 年に「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)が施行されました。
 この法律は、日本国内で流通し市販されるペットフードに対して、その基準や規格を定めていて、これをクリアしないフードの輸入・製造・販売を禁止しています。フードだけでなく、犬猫用の生肉、スナック類、ガム類、ミネラル
ウォーターやサプリメントも対象です。
 各製品には最低でも、名称(※①)・目的(※②)・内容量・給餌方法・成分(※③)・原材料名(※④)・原産国(※⑤)・事業者名と連絡先・賞味期限(※⑥)の表示が義務付けられています。よく見て、飼い主さん自身がちゃんとチェックして、納得のいく食べ物を選んであげましょう。


愛犬のための工夫3

※①商品名。商品名だけで分かりにくい場合は、犬用か猫用か、などが併記されています。
※②その商品の目的別種類。「総合栄養食」「栄養補助食品」「間食」などが書かれています。
※③タンパク質やミネラル類、水分など、様々な栄養素の量。
※④原則、使用した全ての原材料名を表記します。添加物も含まれます。
※⑤最終加工工程を終了した国名。
※⑥未開封で、指定された保存条件のもとの期限です。






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